新選組副長 土方歳三

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私は自宅ではあまりTVのドラマやバラエティ番組を見るということがありません。

その為、友人や仕事先の同僚達との間でそれらの話題になると、これはもうほとんどついていけないわけです。

そういう時は大抵、ウンウン、ホー、そうなんだ~と相槌ばかりうってます。

ニュース以外で欠かさず観ているドラマといえば、NHKの大河くらいですから。

そうなんです。家族の影響からか歴史書や歴史小説を読むことが何より好きになっていたというわけなんです。
履歴書にだって、趣味「歴史」って書いたぐらいですから。

そんなわけで、歴史上好きな人物は誰?と聞かれれば、
「好きな人はたくさんいますが、その中で新選組副長の土方歳三は特に敬愛しています。」と答えると思います。

そもそも、歴史小説を読みだした頃に出会った司馬遼太郎の「燃えよ剣」。
何気に本棚から取出して読んでみたら、もうはまってしまいました。
読むことを途中で止められないんですよ。そして、ラストでは号泣です。
あまりに感動して、しばらく「燃えよ剣症候群」(?)のようになってたことを覚えています。
それ以後、新選組関連の本をむさぼるように読み始めたのが、
私が歴史好きになっていったキッカケでした。

少しづつ土方さんの真実を知るにつれ、
小説のヒーローでない一人の人間として、一層好きになっていきました。
生家のある日野にもお墓参りに行きましたし、函館にも行きました。
どうして、私は彼にそんなに魅かれるんでしょう?

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『会津天寧寺にある近藤勇の墓。松平容保の援助の下、歳三が建立した。奥羽戦役のさなか、友の死を聞かされた歳三の心中はどうであったろう。』

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『JR板橋駅前にある近藤勇と土方歳三の墓。永倉新八の尽力により建立された。墓石の両サイドには粛清や討死にした新選組隊士の名も刻まれている。』

多摩の裕福な農家の末っ子に生まれた彼は子供の頃から侍
(二本差しすることではなく、正規に採用された徳川家臣。)
になりたいと願っていました。
そして、幕末という運命が土方さんを実力と名分と共に直参に押上げます。しかし、それは徳川の時代の終わりをも意味していたのです。
皮肉にもその時代が土方さんを追い詰めていきます。

それでも彼はなびく事なく立ち向かっていき、侍として死んでいったのです。
最後まで一途に自分の名分を立てようとしたその姿、

「美しいと思いませんか?」

私が彼に魅了される一番の理由はそれなんです。

「私の敬愛する土方歳三さん、あなたこそ本物のAlways Stand Straightです。」


* この投稿は2005年3月に公開された記事を編集し直しました。

* 写真は函館で撮影されたとされるモノです。小姓の市村鉄之助に命じて郷里の日野名主佐藤彦五郎に届けさせた。オリジナルの写真上部には彼の歯型(?)がついているという。

* Always stand straight! とは直訳するなら、姿勢を正しなさい!ですが、そこから誠実にまっすぐ生きなさいという意味があります。私の好きな言葉の一つです。

コメント

  1. sig より:

    こんばんは。
    勝手にでっち上げられた賊軍。
    その「滅びの美学」・・・そんなところが涙を誘うのですよね。

  2. Yubarimelon より:

    sigさん、恥ずかしながら私もそういうところで涙してしまうのです。

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