ダビンチ唯一の彫像? 伊中部で発見

イタリア中部シエナの宮殿で見つかったキリスト教の聖職者、ヒエロニムスの胸像が、同国のルネサンス期の芸術家、レオナルド・ダビンチ(1452-1519年)の作品との説が浮上している。(2009.3.29MSNニュース)

記事中の彫像を調べたところ、ダビンチの絵画「荒野の聖ヒエロニムス」に似ているというのが現時点では根拠のようです。確かに首を傾げた構図が画と似てなくもないかと。

「荒野の聖ヒエロニムス」 St. Jerome in the Wilderness 未完成 (ヴァチカン美術館所蔵)

何年か前に都内で開催されたヴァチカン美術館展で観た記憶があります。(ただし、複製品だったかもしれません。)聖ヒエロニムスは多くの画家達が題材に使っているので比較してみるのも一つの楽しみであります。

18世紀に一時行方不明となり、後に発見された時にはテーブルとか箪笥の扉に使用されていて4つに分かれてしまっていたそうです。現在でもダビンチとこの画を結びつける資料は一切無いということ。しかし、レオナルドの作品ではないと疑う人もいないという。

お国柄かどうかは判りませんが、今回発見された彫像もそれまではベロッキオの作品と思われていただけで、イタリアにはまだまだ新発見の美術品が眠っているような気がします。

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