熊本城 2008年度入場者数全国1位に

熊本市は8日、熊本城の2008年度の入場者数が07年度を100万人近く上回る約222万人だったと発表した。(2009.4.8共同通信)

例年だと沖縄の首里城が1位のようなのですが、昨年は熊本城築城400年の記念イベントがあったのが入場者数(223万9558人)を押し上げたということです。ちなみに2位以下は2位首里城198万6537人、3位大阪城136万967人、4位名古屋城125万7110人と発表されています。

私も勉強不足でしたけど、入場者数は国宝の姫路城が1位だとばかり思っていたので意外でした。2008年度は100万人強だったということです。(blogにも書きましたが、本年度は平成の大修理が行われるために60万人ぐらいに下回ると予想しています。)

あくまで私の推測ですが、入場者数が高い城というのは城郭も含めたエリアが一大観光地になっていることが、これを高めている要因ではないかと思います。つまり、メインでお城見学に来た人だけではなく、ついでと言っては失礼ですが観光がてらに立ち寄ってみた人がとても多かったのではないかと。

熊本観光といえば、まず温泉を思い出します。沖縄でしたらきれいなビーチや食べ物、大阪はいわずと知れた浪速の観光エリア、名古屋も独特の食べ物文化があり、伊勢・熱田神宮への拠点ともなります。メインで温泉につかりながら、名城も見学する。これは完全にツアーとして成立しているわけです。更にイベント等が重なれば人気が出るのも当然といえば当然です。本音を言ってしまえば、城郭だけで人を呼ぶのにも限界があるということでしょう。

入場者数の多さというのは城郭保存の生命線といえなくもありません。自治体が一層史跡による観光収入を当てにするのであれば、観光やレクレーション施設を近郊エリアとの連携も含めてマルチに検討していかなければならないのは、今回の数字が明らかにしていると思えます。

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