国宝「彦根屏風」 期間限定の実物公開へ

江戸時代初期に描かれ、彦根藩主井伊家に伝わってきた国宝「彦根屏風(びょうぶ)」の展示が17日、滋賀県彦根市金亀町の彦根城博物館で始まった。 (2009.4.18京都新聞)

正式名称「紙本金地着色風俗図」。代々の彦根藩主が所持してきたことから、通称「彦根屏風」と呼ばれている。本々六曲一隻の屏風であったが、100年以上6枚に分割され保存されてきた。2007年に修復が終了し本来の画質と屏風装に甦った。

普段は複製画の常設展示ですが、1年間にG.Wを含む60日だけ実物の公開を行う。

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この彦根屏風は寛政年間(1624-1644)の京都の遊郭の風俗を描いたものです。第1、2扇が戸外、左4扇が室内を描き、第3扇の禿が外と中をつなぐ役目をしています。

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彦根屏風の魅力はその描写の凄まじい程の細かさにあります。これは第5扇を拡大したものです。判りづらいですが、人物の瞳が濡れたように描かれています。又、描かれている囲碁、三味線、手紙、双六は中国の文人が嗜む琴棊書画、すなわち漢画の画題を表現している。

離れて鑑賞し、真近で目を凝らして鑑賞してはじめて彦根屏風が国宝であることの所以を知ることが出来るといえましょう。

コメント

  1. mwainfo より:

    本物をこの目で見たいです。

  2. Yubarimelon より:

    コメントありがとうございます。
    実物を公開してくれるのは本当に嬉しいのですが、日程が合わないと中々観に行けないという現実はありますね。
    私もまだ複製品しか観たことがないので、一度は本物を観たいと思っています。

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