アナログフィルム生産減で遺跡発掘現場での記録写真が危機に

世間ではデジタルカメラが全盛であるにもかかわらず、遺跡発掘を記録する現場では今もアナログのフィルムが主流である。これはデジタルカメラで撮影した保存データの記録媒体であるCDやDVDが湿気や熱に弱いため、長期保存への信頼性が低いからであるという。ところが、肝心のアナログフィルムの昨年の出荷量は10年前の10%に激減してしまったため、発掘現場で使用するためのフィルムを入手すること自体が困難になってきた。(2009.7.26MSNニュース)

奈良文化財研究所で遺跡撮影を30年以上続けてきた井上直夫氏は「フィルムはあと数十枚分しかない。一現場撮れればいいほうだ」とため息をもらす。井上氏は坂本龍馬や近藤勇の銀板写真が色褪せながらも150年以上保存可能であることは、歴史が証明しているとも話している。

文化財研究所のプロ達がデジタルカメラでの記録保存への信頼性に疑問を持っていたというのは意外でした。私は技術的なことにはさっぱりなので、DVDでの記録は半永久的だとばかり思っていました。

デジタルでの保存の利点はコピーがオリジナル同様に沢山作ることが出来ることだと思うので、素人的には分散しての保存で活路を見出せないものかと思うわけです。もう一つは、フィルムメーカーから熱、湿気や衝撃に強い信頼性のあるメディアの開発を求めるのが上策でありましょう。カメラでも防水やアウトドア仕様の製品があるので期待したいと思います。

コメント

  1. Yubarimelon より:

    nice!を入れていただいた皆さん、ありがとうございます。

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