犬山城 築城年代を確定するための本格的調査開始

愛知県犬山市にある犬山城は明治時代の廃藩置県で廃城となったが、国宝指定されている天守閣部分のみは現在まで保存されてきた。しかし、実際の築城年代に関しては様々な説があるために今も確たる史実は定まっていない。今回の調査により、現代的な方法を用いて犬山城の全体像が解明出来るか注目されている。(2009.8.1毎日jp)

犬山城は信長の叔父である織田信康が天文6年(1537)に築城したという天文期説、江戸時代尾張藩付き家老成瀬正成が城主となった際に現在の形に改修したのが元和3年(1617)という説、更に豊臣時代に美濃金山城を移築したという説がありました。現時点では昭和34年の伊勢湾台風による損壊を修理する過程において、移築された痕は見つからなかったため移築説はほぼ否定されている。

国宝に指定されている四つの城郭のうち履歴がはっきりしていないのが犬山城です。面白いことに廃藩置県により廃城が決定した後、旧藩主成瀬家に修復を条件に無償で譲渡されました。そのため、2004年に財団法人犬山城白帝文庫に移管されるまで個人が所有する唯一の城郭であったわけです。

犬山城の天守台石垣は戦国時代初期に主流であった野面積みであることから、土台及び下の階層に関しては天文年間に作られ、現在のような4階層の姿に完成したのは江戸時代なのではと予想されます。ともあれ、今回実施される調査により築城年代がはっきりするとことを期待したいと思います。

記事によると、今月25日に親子20組を招待して現場見学会を企画しているそうです。夏休みの個人研究にはもってこいかもしれません。

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コメント

  1. green_blue_sky より:

    ご訪問とナイスありがとう。
    個人所有の城郭だったとはすごい~

  2. mimimomo より:

    こんにちは^^
    ご訪問ありがとうございました~♪
    歴史がお好きなんですねぇ~ 尊敬しちゃいます。
    歴史の時間はお昼寝タイムだったmimimomoです(__ゞ

  3. Yubarimelon より:

    green_blue_skyさん、コメントありがとうございます。
    ヨーロッパの石造りのお城ではよくあるみたいなんですけど、日本の気候下で本物の木造天守閣をつい最近まで所有してたというのは、実に大変だったと思われます。

  4. Yubarimelon より:

    mimimomoさん、コメントありがとうございます。
    私も授業の歴史はあまり得意ではありませんでした。歴史の書を通して好きになったというのが理由です。

  5. Yubarimelon より:

    nice!を入れていただいた皆さん、ありがとうございます。

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